空き家が全国に820万戸あり、どのようにしていくかが社会問題になっています。古い家ではなんとなく仕切りに積んだブロック塀がそのままで、決してきれいな空間ではありません。
そこで外部に貼りつけるだけで化粧になる屋外用パネル「エバーアートボード」が開発されました。アルミ複合板(樹脂とアルミでできた軽く薄いボード)に、本物を撮影し耐候性シートに印刷したものを貼った建材です。910×1820と910×2420mmのサイズがあります。木模様、石模様、竹模様、自然素材の柄、錆びた金属板など80種あります。
汚くなってしまったブロック塀の上に簡単に貼って、一挙に新しい塀ができるということです。境界線のブロック塀は片面しか処理できないので処理していない反対側から水を吸い込み、塗装面がすぐに劣化します。アートボードでは、この様な心配も少なくなります。
和風やクラシック、あるいは金属パネルでモダンにしたり、住宅側の部屋とのつながりを考えて、コーディネートが可能です。集合住宅のアパートの玄関口をかっこよくできないかとか、汚くなった軒天井に貼るだけで一挙に新しい空間に変身します。
単なる建物という物のリフォームやリノベーションでなく、暮らしや気持ちが新しく作りかえることが可能です。リフォームをする時に、思い切って空間を変え、全体のコーディネートまでしてみてはいかがでしょうか・・・?
そのことによって、自分の暮らし方や生き方、そして新しい人生のスタートをリメイクするチャンスかもしれません。そして、家と庭の資産の価値が上がり、街並みもきれいになって、地域への貢献もできます。